一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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by QUIs(くいず)

JICA課題別研修8日目レポート

こんにちは!インターン生の渡邉です。

本日はJICA課題別研修8日目です。午前中は講義、午後は実習というスケジュールで行われました。

 

発達段階に応じたスポーツ指導    永田真一さん

午前中は、「発達段階に応じたスポーツ指導 」というテーマで、 筑波大学体育系助教の永田真一さんにご講演いただきました。この講義では、発達心理学の知識を活用し、発達段階に応じたスポーツ指導の重要性について永田真一さんが詳しく説明しています。子どもの発達段階を理解し、それに応じた指導が必要であることが強調されています。

内発的矛盾と発達の原動力

子どもの発達の原動力として「内発的矛盾」が紹介されました。これは、願望と現実の間に生じる葛藤が子どもを発達させる力となるという考えです。例えば、障害を持つ子どもがスポーツに挑戦したいと感じた場合、その欲求と現実の間にあるギャップを克服することが発達を促進します。このプロセスにおいて、指導者の役割は非常に重要だそうです。適切なサポートを通じて、子どもたちが自分の限界を乗り越え、成長する機会を提供することが求めらるというお話でした。

スキャモンの発達曲線とスポーツ指導

スキャモンの発達曲線や運動能力の発達に関するグラフも取り上げられ、これらのデータを基にしたスポーツ指導のタイミングや方法が議論されました。特に、6~9歳の間に多くの運動を覚えることが重要であり、さまざまなスポーツを経験することで総合的な体の動かし方が身につくとおっしゃっていました。

 

障害のある子どもへのアプローチ

障害のある子どもたちへのスポーツ指導についても言及され、インクルーシブスポーツの重要性がお話されました。特に、自己評価が低下しやすい4歳や、論理的な概念が芽生える9歳の時期は、適切なサポートが必要です。社会的なスティグマの解消と、子どもたちが自己肯定感を持てるような環境作りが求められるということが分かりました。

全体を通して、発達段階に応じたスポーツ指導がいかに重要であるかが強調されており、それぞれの発達段階に合わせた適切なアプローチが必要であることが強く伝わってきました。このような知識は、教育や指導の現場で大いに役立つと感じました。

永田さん、貴重なお話をありがとうございました!

 

ボッチャ指導法  岡田美憂さん

午後からは、岡田美憂さんによるボッチャ指導法についての実習でした。

ボッチャは、障害のある人も、ない人も気軽に誰でも楽しめるスポーツで、特に四肢に障害のある人々も参加しやすい競技として広く知られているそうです。ヨーロッパで生まれたこの競技は、ジャックボールと呼ばれる白いボールに赤または青のボールを近づけるシンプルなルールが特徴です。投げ方は自由で、重度の麻痺を持つ選手でも補助具を使って参加できる柔軟性があります。

シンプルなルールですが、ボールをどこに投げるかよく考える必要があります。参加者たちが話し合いながら、よく考えて投げている様子が伝わってきました。私たちインターン生も実際にやってみましたが、狙ったところに投げるのが思ったよりも難しかったです。

車いすユーザーの方、視覚障害をもつ方の体験として、椅子に座った状態、目隠しをした状態でも行いました。目隠しをする際は、誰かがガイドとして手を叩くなどして位置関係を知らせました。

 

ボッチャは、誰でも参加しやすく、費用もあまりかからず、場所を取らないことが魅力的だと感じました。体験を通して、障害者が社会に積極的に参加する機会を提供するだけでなく、共生社会を実現する重要な役割を果たしていると感じました。障害者スポーツの可能性や社会的な役割について深く考えるきっかけとなりました。今後さらに多くの人に広まっていくことを願います。

 

 

 

 

この記事を書いた人

QUIs(くいず)
COILインターンシップ
コ・イノベーション研究所(COIL)インターンシップ生によるチーム。社会課題の解決、共生社会の実現に向けて事業立案、企画運営、コンテンツ制作など取り組んでいます。
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