一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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by 橋本 大佑(はしもと だいすけ)

JICA研修3日 報告

今日から二日間は車いすスキル習得と、車いすで行うゲームや遊びを体験し、当事者とも交流しながら、車いすスキルを学ぶ意味や指導法やゲームの構成を学びます。

元々は車いすユーザーへの運動導入を目的として一日だけ講習を行っていたのですが、一日でスキルやゲーム、指導法まで詰め込んでしまうと5cm程度の段差昇降までしか教えられないので、そのスキルではバリアフリーでない途上国の環境では十分でないという過去の研修員からの意見があり、現在では二日間の実施となっています。

今年度は少人数なのでスキル習得はとても順調で、動画は乗り始めて三時間くらいの状況ですが多くの研修員が12cmの段差昇降をクリアしました。(キャスター上げは全員クリアです)

まだスキル的には荒いのですが、明日練習して洗練していければと思います。

いろんなゲームもやったのですが、研修員からは車いすに乗るのが楽しかった、車いすに対するイメージが変わったという声が多く聞かれましたので、意図したところは伝わったと思います。

また明日も頑張ります。

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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