JICA研修 7日目報告
今日からは会場を仙台市にあるJICA東北に移して研修が始まりました。
本日のテーマは障害の社会モデルの理解ということで、国際生活機能分類、障害者権利条約、日本の障害者基本法なども参照し、障害とは果たして何かということを深掘りしていきました。
研修開始時は障害とは心身にある機能制限であるという認識の方が多かったのですが、最終的には環境因子の重要性についてかなり伝えることができたと思います。
ただし、障害の社会モデルの理解は、言葉上ではすぐに理解できても、長年身に付いた考え方を客観視して実際の事例に適応できるようになるまでは相応の時間が掛かります。
特にスポーツ関係者は目の前にいる人の身体機能の制限も含めた能力に注目することが多いため、社会モデルの理解には時間が掛かると経験上は感じます。最終的には社会モデルを心の底から実感させてくれる障害当事者との出会いが必要ですよね。
今日はJICA東北での最初の研修日ということで所長にもご挨拶いただきました。
また明日も頑張ります。