一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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JICA研修 21日目報告

3月1日、2日は研修員が帰国後にどのような活動をするかというアクションプランを具体化していきます。

社会課題に限らず、目の前に何か問題や課題があると、そこに目を取られて長期的な視野を持つことが難しかったり、視点を変えて課題を見つめ直すことが難しかったりします。

そこで、この研修ではレゴ・シリアスプレイを活用して、研修員の頭の中にあるモヤモヤとしたイメージの具体化を行っています。

他者から指摘されて初めて分かることもありますし、とっさに自分から出てきた言葉にハッとさせられることもあります。

ゆっくりと時間を取って現在の状況や目指すべき理想像を具体化することによって次の日に控えているアクションプラン作成にスムーズに移行できるようにしています。

このワークの根っこにあるコンストラクショニズムは面白い理論で、レゴじゃなくても近いワークはできます。毎年岩手県の中級講習ではキャリア形成をフラワーアレンジメントを使って具体化するワークをやっています。

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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