一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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by 橋本 大佑(はしもと だいすけ)

生命保険会社による障害者スポーツ支援について

大同生命保険の障害者スポーツ支援を紹介します

 
大同生命保険は昔からジャパンパラリンピックなどの選手権大会ではなく、全国障害者スポーツ大会を支援してきた歴史があります。
 
一般的な企業のスポーツ支援の感覚だと、より大きくメディアに取り上げられる競技スポーツの支援をしそうではあるので、昔からすごく気になっていました。もしかすると以前に自分のFacebook投稿で紹介したかもしれませんが、たまたま大同生命保険の方からその答えを聞く機会がありました。
 
答えは「全国障害者スポーツ大会のボランティア活動を奨励しているから」ということでした。例えばジャパンパラリンピックだと競技によっては毎年同じ会場で開催されます。そのため、全国に支店を持つ大同生命の場合、毎年同じ支店の人がボランティアをすることになってしまいます。
 
但し、全国障害者スポーツ大会は各都道府県の持ち回りで開催されるため、同じ県の支店がボランティアをするのは50年に一回になります。このボランティア体験が社員にとって素晴らしい教育機会になるというのが大同生命の方から聞いた話でした。
 
協賛という支援を通して自社だけでは果たせない目的を達成しているという意味で「Win-Win」の関係です。こういう関係は長続きするのでいいですよね。

(外部リンク)
保険市場TIMES
大同生命、特別全国障害者スポーツ大会に特別協賛
https://www.hokende.com/news/blog/entry/2023/08/23/090000

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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