一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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by 橋本 大佑(はしもと だいすけ)

ADHDの症状ー近況とあるサイトについて

ADHDの症状が強く出てる

ADHDの症状は日々変わります。調子よい時もあればそうでないときもあります。

ここ1週間程は忘れ物がすごい頻度で発生していて、今日も自宅に取りに帰りました。JICAの研修中ですが、昨夜は自宅に帰っていました。つくばで研修をしてそのままJICA東京の研修センターに向かう予定でしたが、恐ろしいことにパソコンを忘れたのと、2週間家を空けるのにエアコンを入れっぱなしでした。急遽家に帰って今は東京に向かってます。

実は先週から忘れ物で自宅に帰ること3回目です。

どう考えてもADHDの症状が強く出てます。

理由はやらないといけないことが頭の中で混線していることと、何よりこの夏の研修に向けて毎週100kmは自転車に乗って体力作りをしようとしていたのが転倒骨折でできなくなったため、暑さにやられているというのが大きいですね。

こういう時は優先順位としては睡眠時間を確保して、朝起きたときか寝る前に1日のスケジュールを作って気持ちの準備をして時間に余裕を持って取り組むことです。

先週紹介した発達障害者の自分のトリセツはおもしろく読み進めていまして、読みながら自分のトリセツも作んないとなぁと感じます。

それで移動中はいろいろと調べたりしてるのですが、すごいサイトを見つけました。

どうやらADHDの人の顔つきに特徴があるそうです。文中では「顔つきの特徴には根拠はない」と言いながら、【診断前の参考にしてください】とも書いてあります。以下、5つの特徴を引用します。

ADHDの顔貌の特徴

①実際の年齢よりも幼く見える
②肌の色が白い
③猫顔で目が離れ気味である
④歯並びがあまりよくない
⑤目が無気力な印象を与える
(引用ここまで)

どうでしょうか。

言葉がありません。

というかこんな酷い解説は初めて見たかもしれないです。記憶にありません。

【ADHDの顔つきには特徴がある?】ADHDの子どもに見られる顔つき・行動の特徴を徹底解説!

調べてみるといくつかADHDの顔つきについて書いてあるサイトがあります。

目が横に長方形で、横長、細め(経験則から)
https://cocoronohanashi.net/adhd/entry262.html

精神科医による女性の発達障害の方の外見的特徴(これは直接の面相と言うよりは発達障害者に特徴的な行動から生じる外見的特徴なので理解はします)

ということで、間違った知識がまだまだあるだけではなく、それを専門家として公にしてしまっている人も結構いるなという感じです。

こういった状況を変えていくためにはやはり、当事者からの発信がいいと思うのですが、発達障害のコミュニティは親の会は多くあるのですが、大人の会はあまりありません。そういったところも発信の数が少ない原因かとは思います。

言語化するというのは、間違いなく能力で、みんながみんなできるというものではありません。また、言語化してもそれを多くの人に届けるには、言語化したものにある程度の娯楽性も必要です。なかなか簡単じゃないですよね。

最近はYouTuberとして当事者が発信することも増えてきましたので、自分も頑張りたいとは思いますが、今後新たな発信者が出てくることにも期待します。

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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