一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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by 橋本 大佑(はしもと だいすけ)

中国で電動車いすに乗る若者増加について

中国で電動車いすに乗る若者が増加!?

リンク先の記事によると、障害のない若者が街中や大学などで電動車いすを利用するケースが増えているそうです。

(外部リンク)
中国で電動車いすに乗って移動する若者が増加―中国メディア
https://news.livedoor.com/article/detail/24563804/?fbclid=IwAR3NTaet2IPMZ-4XZZaPJESh3lX0D1FNYNH8XDd1JCYM2qC0L5oUcTGKAFY

その結果、中国における2023年上期の電動車いすの販売数は前年同期比で60%増だそうで。

例えば、ディズニーランドではかわいいペイントがなされた電動車いすが置いてあり、普段は電動車いすを利用しない障害のある方が使ったりします。

最近だと大きな空港でも電動車いすのWhillが置いてあったりしますし、バリアフリーであることがわかっている閉じた空間の中では、電動車いすは新しいモビリティの選択肢になり得るかと思います。

公共交通機関や公道のバリアフリー化は十分ではないとは思うので、家から大学までの移動も電動車いすに乗って、というのは少し想像しにくいですが、

電動車いすに乗っていることに対してのネガティブなイメージはなく、純粋に移動負担を軽減する道具として捉えられているのではと思います。

ただ記事中では乗り心地がよいと書いてあるので、そうするとシートがある程度良い電動車いすであることが前提と思うので、比較的高価なモデルを富裕層が使っているのかなとは思いますね。

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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