映画上映会「ジェンダー・マリアージュ」を終えて
こんにちは。インターン生の岡田です。
6月24日に映画上映会「ジェンダー・マリアージュ」を開催しました。このブログでは当日の様子や上映会の感想をお伝えします。
映画「ジェンダー・マリアージュ」について
まず、この映画の内容について簡潔に説明すると、「同性婚の合法化を求める裁判を追ったドキュメンタリー映画」です。海外のジェンダー問題について知りたいと考えて、この映画を選びました。
同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、2008年11月、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過。同性婚が再び禁止されることになりました。
この「提案8号」を人権侵害であるとして州を提訴したのが二組の同性カップル。この映画は、彼らの戦いを5年にわたって取材し続けた感動のドキュメンタリーです。
当日の様子
当日は15時から上映会を開始し、お客様と一緒に映画を鑑賞したのち、意見交換会を行いました。映画は愛のすばらしさについて再認識することができるとても面白い映画でした。映画の中ではたくさんの人が自由な結婚への変革を望んでいて、平等な権利の必要性を強く感じました。
意見交換会では、リベラル国家という印象が強いアメリカでもジェンダーの問題は根強く残っている、ということが話題になりました。またこういった映画を通して当事者のことを知ることが、問題解決の糸口につながるという意見が出て、強く共感しました。
やはり同じ映画を見ていても、違う視点で映画を見ていたり、考えることがぞれぞれ違っていて面白かったです。
上映会を終えて
私自身が見たかった映画を見ることができ、このようなイベントを開催しなければ関わることがなかったであろうお客様と多くの意見を交換することができて、とても貴重な体験ができたと感じています。この映画では本当に多くのことを学んだので、それらを生かしていきたいと思います。