一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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by QUIs(くいず)

23年11月 大阪保健医療大学車いす講習会

こんにちは。インターン生の盧です。

11月8日と9日に大阪保健医療大学にて車いす講習会を実施いたしました。

理学療法士・作業療法士を志す合計30名ほどの学生さんが参加しました。その中多くの学生は去年の講習会に参加されて、再度参加してくれました。

本事業はサントリーホールディングス株式会社の「チャレンジド・スポーツプロジェクト」の一環として実施されました。サントリーさんから2日分の飲料水もいただきました。

今回の講習会は、車いすインストラクターの資格を持つ高橋さんもアシスタントとして入ってくれました。高橋さんは漕ぎ方の手本を見せたり、学生たちのスキル習得をサポートしたりしていました。それ以外に、車いす利用者として、今の車いすの特徴や、実際の生活の中で車いすスキルの重要性や習得者の少なさなどについて知識と経験に基づいた感想を学生たちに共有してくれました。

自分たちが車いすのスキルをマスターするほか、如何にそれを利用者さんに分かりやすく伝えていくかも非常に大事です。講習会の二日目は、指導法にフォーカスして、スキルを言葉での伝え方、見せ方、練習する時の声かけに気を付けるポイントについて講義をしました。その後、学生たち二人がペアになって、交代しながら車いすスキルを指導する練習をしました。

また、大学の近くを車いすで回り、溝やグレージングの網など実際の道路でどんなバリアがあり、練習したスキルが如何に実践できるかを体験もしました。その日のお昼は少し暑く、車いすの座面位置が地面に近く、照り返し熱の影響をより受けやすいということも学生たちが実際に体験しました。

大阪保健医療大学の学生たちは、車いすスキルを積極的に練習して、恐れずに難易度が高い車いすスキルを挑戦していく姿がとても印象的でした。二日間の講習会が終わり、バックでマットの上に上がる、キャスター上げのままで移動する、キャスター上げしながら拍手をするなど難易度が高いスキルを習得できた学生もそこそこいました。受講中、教室の中にいつも笑い声が溢れて、車いすに乗る楽しさを感じながら受講していただいたことは私たちも嬉しく思います。

大阪保健医療大学の学生が参加される様子を動画で記録し、当法人のインスタアカウントにも発信しましたので、宜しければこちらのリンクでご覧ください。

https://www.instagram.com/p/Cza10VEJmN8/

この記事を書いた人

QUIs(くいず)
COILインターンシップ
コ・イノベーション研究所(COIL)インターンシップ生によるチーム。社会課題の解決、共生社会の実現に向けて事業立案、企画運営、コンテンツ制作など取り組んでいます。
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