一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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by 橋本 大佑(はしもと だいすけ)

2024年度の卓球の日本選手権に障害者の卓球団体からの出場枠が確保されました

【2024年度の卓球の日本選手権に障害者の卓球団体からの出場枠が確保されました】

※このブログは2022年12月17日のFacebookへの投稿に加筆修正したものです。

これは結構新しい取り組みと思います。

【NHKニュースへのリンク】日本卓球協会 全日本選手権 障害者卓球団体の選手に出場枠
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221217/k10013926391000.htm

全日本選手権に「障害者のカテゴリを新設します」でも十分すごい一歩だと思うのですが、今回のニュースは、日本知的障がい者卓球連盟、日本肢体不自由者卓球協会、日本ろうあ者卓球協会から男女各1名の出場枠が確保されました、ということです。

いつもパラリンピックについてはネガティブなことも書いていますが、僕は全くパラリンピックや競技スポーツの否定派ではなく、影響力があるからこそより大きなインパクトに繋げてほしいと考えていろいろと書いていますが、今回のニュースは障害のある方にとっての選択肢が増えることになるので好ましいことと思います。

どんな選手が出るのか楽しみです。

Bリーグで活躍している津屋選手

例えば聴覚障害であればバスケットボールの津屋一球選手は障害のないカテゴリでU18にも選ばれたことがある選手です。現在もBリーグの選手としてプレーしています。

大学時代からデフバスケの日本代表チームにも参加しています。こういうレベルの選手がきっと他競技にもいると思いますし、今後出てくるきっかけとしても今回の卓球での取り組みは素晴らしいと感じます。

他の競技でもいろんな取り組みが進むといいですね。

【NHKニュースへのリンク】津屋選手を紹介する記事へのリンク
https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/rounan/1607/

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
代表理事
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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