一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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by 橋本 大佑(はしもと だいすけ)

アマゾン、Echo Showに聴覚障害者向けの機能を追加

【アマゾン、Echo Showに聴覚障害者向けの機能を追加】

※このブログは2022年12月15日のFacebookへの投稿に加筆修正したものです。

【ニュース記事へのリンク】アマゾン、「Echo Show」にジェスチャー機能など追加–ろうあ者のアクセシビリティ向上目的
https://japan.cnet.com/article/35197449/

Amazonデバイスの「Echo Show」にジェスチャーで操作する機能が追加されるそうです。

手をかざすとタイマーが止められたりするようで、まだまだ使える機能は限定されてはいますが、当事者にヒアリングしながら進めているはずです。だからこそ現行機では小さな一歩かもしれませんが、今回一歩進んだことをきっかけに、次世代機ではかなりの進歩が期待されます。

これからグローバルな企業はこういう対応が普通になってくる気がします。

聴覚障害者向けに特別なデバイスを開発するというのではなく、既存の商品の中に機能を追加するというのは正にアクセシブルデザインですね。

料理中であれば、手がぬれていたりして、直接画面にタッチできない状況もあるでしょうから、汎用性の高いデザインと感じます。

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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