一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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鉄道分野でバリアフリー化が推進

鉄道分野でバリアフリー化が推進

※このブログは2022年6月8日のFacebookの投稿に加筆修正したものです。

電車の「バリアフリー化」もはや待ったなし! 鉄道技術展・大阪で見えた、業界の最重要課題とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/61571886e527e1f214e9bbcabbca40e5f9503f4a

鉄道技術展・大阪でバリアフリーが大きなトレンドに

大阪で開催された鉄道技術展のレポートがYahooニュースに掲載されていました。記者の方の印象としては①保守作業の自動化、②保守作業の効率化、③バリアフリー化の3つをアピールする展示が多かったようです。

今、正に大阪ではバリアフリー展(https://www.tvoe.co.jp/bmk/ )が開催されていますが、今後、こういった傾向は加速するのではないかと思います。こういった傾向と言うのは、インクルーシブな視点を持った展示が各産業ごとに増えていくということです。

先日もネット上の記事で、フィットネスクラブの高齢者の利用割合が増えてきていることを紹介するものを見ました。スポーツの展示会のSportecにはよく行っていますが、ここ数年高齢者やリハビリに関連する展示が増えてきているように感じています。

高齢者向けのサービスが拡充するのは高齢化社会においては妥当なところではありますが、その対象を障害のある方まで広げたりするような取り組みが増えればとも思いますし、オリパラで興味・関心を持った企業が商品開発をしたとすれば、発表は今年以降になるでしょうから、今後は、見に行く展示会の選択肢が増えそうです。

鉄道は東京2020に向けての最重点と言ってもよいバリアフリー化の分野でしたし、バリアフリー法の改正などもあったため、このようなバリアフリーに関する展示が増える背景要因を推察しやすいです。そう考えると、今後バリアフリーに関する展示が増えそうな業界としては「スポーツ」「教育」、つい最近情報アクセシビリティに関する法律が採択された「IT系」などでしょうか。

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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