一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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踏切にエスコートゾーン設置へ

踏切にエスコートゾーン設置へ

※このブログは2022年6月8日のFacebookの投稿に加筆修正したものです。

先日紹介した奈良県の踏切内の視覚障害者の誘導ですが、点字ブロックではなくエスコートゾーンが設置されることとなりました。最近、都内でも大きな交差点では見ることが増えましたが、これだとよいなと思います。

MBSニュースへのリンク(実際に設置されたエスコートゾーンも確認できます)

しかし映像で見ると事故のあった踏切の歩道の幅、とても狭いですね。視覚障害の知人からはホームドアのない駅のホームを歩くのは右も左が切り立った崖になっている尾根を歩くようなものだと聞いたことがありますが、動画にある子の踏切の歩道幅だとリスクが大きいと思いますので、設置されてよかったです。

奈良県では初ということですが、全国的により安全な方向に取り組みが進むことを期待します。

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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