一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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by 橋本 大佑(はしもと だいすけ)

ストローケンデル博士追悼セミナー報告 vol.2 北九州(3)

ストローケンデル博士追悼イベント in 北九州

2月16日(土)に北九州市でストローケンデル博士の追悼イベントを行いました。

先日のブログでも紹介しましたが、北九州市は、障害の有無、種別、程度に関わらず参加が
可能な「ふうせんバレーボール競技」が考案された地です。

ストローケンデル先生には、2009年10月にふうせんバレーボールを紹介しました。
それがきっかけで、2010年からドイツで競技の普及を行っています。


写真は2010年3月にストローケンデル先生が初めてふうせんバレーボールの指導を行ったときの写真です。

そして2011年には北九州市を訪れ、シンポジウムで基調講演を行いました。
また、2014年にもふうせんバレーボール25年の節目を記念したふうせんバレーボールサミットにも
お越しいただき(大阪開催)、講演を行ってもらった経緯があります。

そういった経緯から、この北九州市の追悼イベントは
「日本ふうせんバレーボール協会」「ふうせんバレーボール振興委員会」の
協力の下で実施をしました。

※ふうせんバレーボール振興委員会は、競技考案後に北九州市に設立された
ふうせんバレーボール競技の普及団体です。当初は「風船バレーボール振興委員会」でしたが、
いろんな人が一緒に参加できる競技を普及するという想いを込めて、平仮名+片仮名+漢字を
組み合わせた「ふうせんバレーボール振興委員会」という名称になりました。

セミナー報告

会場は、北九州市の障害者スポーツセンター「アレアス」の会議室でした。
障害者は無料、健常者は有料で使えるいわゆる「交流型」の大変新しい施設です。

一回受付にもポスターを掲示していただきました。

セミナーの開催に当たっては、日本ふうせんバレーボール協会事務局長でもあり、障害者スポーツセンターアレアスの所長でもある
有延さんにご挨拶をいただきました。

追悼セミナー開始

追悼セミナーにはふうせんバレーボール関係者を中心に25名の方にご参加いただきました。
テーマは、「ふうせんバレーボールの可能性」でした。

2009年にこの競技を先生に紹介した時、先生はすぐに「これはとても素晴らしい競技だ、すぐにドイツで広めよう」と
言いました。そして2010年3月に、ふうせんバレーボール普及のため、ドイツに渡航をすることになりました。

地域スポーツに取り組んでいた先生はふうせんバレーボールのどういったところを評価していたのか。
そして、その視点で考えたとき、ふうせんバレーボールで今、できることは何かというところを、お話しさせていただきました。

ふうせんバレーボールには、「重度障害者の責任感を高め、自立につなげたい」という考案者の理念がルールに反映されており、
そういったところが障害者の社会参加促進のツールとしてスポーツ普及に取り組んでいた先生の理念と合致したのではないかと
感じています。

セミナー終了後も、多くのご質問をいただき、議論が盛り上がりました。

ふうせんバレーボールは、2009年に日本に帰国してから、一番最初に専門的に取り組んだ種目でもあり、
個人的にも大変思い入れがあります。そして、関係の方々には、長年にわたって多くの支援を受けてきました。

そういった縁の地で追悼イベントが実施できたことがとてもうれしかったです。

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
代表理事
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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