Philip Craven卿
Philip Craven卿
英国滞在の最後の日に訪問したパラリンピック生誕の地ストーク・マンデビルで、
Philip Craven卿にご挨拶をすることができました。
Philip Craven卿は、2001年~2017年まで第二代のIPC会長を務められた方で、
ご自身も陸上・水泳・車いすバスケットボールで5回のパラリンピック大会に出場した経験もあります。
英語のWikipediaを見ると、「1980年、ホルスト・ストローケンドルとスタン・ラバノウィッチとともに、
車椅子バスケットボール選手のクラス分けのシステム開発に重要な役割を果たした」と記載があり、
ストローケンデル先生が常に「親友」と呼ばれている方でもありました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Philip_Craven
https://en.wikipedia.org/wiki/Philip_Craven
2018年9月に行われたストローケンデル先生の葬儀には、英国から駆け付け、弔辞を読まれました。
その際にはご挨拶できなかったのですが、この機会にご挨拶をすることができ、ストローケンデル先生の
追悼を記念して制作したパンフレットをお渡しすることもできました。
マセソン美季さんに間を取り持っていただき、「日本のストローケンデル先生の弟子なんです」とご挨拶をしたら、
「よく話を聞いていたよ」とお答えいただき、とてもありがたい経験となりました。
もう1人、この会場でお会いした方で Margaret Maughanさんという方がいます。
下の写真の真ん中の方です。
なんとこの方は、英国のパラリンピック大会の歴史で初めての金メダルを獲得した方でした。
そのお名前は今も、IPCのホームページで見ることができます。
https://www.paralympic.org/rome-1960/results/archery/womens-columbia-round-open
私は2001年に障害児教育と出会い、2002年からスポーツに関する活動を始めました。
それからまだ20年も経っていませんが、ストーク・マンデビル訪問は、私にとって
障害者スポーツの歴史を感じることができた日になりました。