一般社団法人 コ・イノベーション研究所

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by 橋本 大佑(はしもと だいすけ)

10月にタイに渡航した事業がJICA東北のホームページで紹介されました

2か月前のことですが、もっと昔に感じます。最近はおかげさまで仕事も安定して増えてきたので、時間の感覚がおかしいです。

2016年から講師を務め、2019年からは受託団体として研修全体のカリキュラム構成にも関わるようになった課題別研修「スポーツを通じた障害者の社会参加の促進」ですが、講師になった2016年からインクルーシブスポーツを重要な要素として組み込んでいます。

自治体、またはそれよりも小さなコミュニティ単位で地域に障害児・者のスポーツ参加機会を作ろうとする場合、どうしても多種多様な障害種別、程度の方が混ざります。

これは世界各国共通のことと思います。

特定の障害種別や障害児などの年齢が限定される集団をつくろうとすると、東京のような大都市ではまだ参加者が集められますが、地方に行くとなかなかそういう環境はありません。

ですので、地域にスポーツ参加の入り口を作ろうとしたときには、多様な方が参加することを前提に、構成やリスクマネジメントをしなければなりません。その際に、卓球バレーやふうせんバレーボール、ボッチャのような重度肢体不自由障害者も参加が可能なインクルーシブスポーツは有効なツールとなります。特に卓球バレーとボッチャについては運動強度を考えなくてよいこと、転倒のリスクを考えなくていいこと、という大きなメリットがあり、指導者に高い専門性がなくても、導入指導ができることが多いです。

ありがたいことにそういう意図のもとに設計した課題別研修を受けた方の中には、インクルーシブスポーツを活用して活躍している人がたくさんいます。

この10月には、「アジア太平洋障害者の10年」の今年は3回目の節目の年なのですが、JICAの研修に参加した研修員からの要望で、この節目の年の10年に1回のハイレベル会合のサイドイベントでインクルーシブスポーツについて紹介することができました。

今後もいろいろと活動を続けていく中できっと自分の考えもどんどんアップデートされていくとは思うのですが、年々カリキュラムも更新して少しでも現地での活用が進めばと思います。

 

外部リンク

【課題別研修】スポーツを通じた障害者の社会参加の促進(A)/フォローアップ研修をタイで開催 | 2022年度 | トピックス | JICA東北 – JICA

この記事を書いた人

橋本 大佑(はしもと だいすけ)
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独して現地日系企業(THK株式会社)に勤めながら障害者スポーツを学ぶ。2009年に帰国し、障害者の社会参加を促進するためのスポーツを活用した事業を実施。2016年より現職。国内外で共生社会や障害者スポーツ指導者養成に関わる講習を行う。また共生社会の実現に向けて企業を対象としたセミナーやコンサルタントも行う。
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