日本選手権は競技団体を映す鏡
昨日は卓球の全日本選手権についてのコラムについ熱くなってしまいました。まあでも記事を読んだときは本気で目を疑ったので、書いたこと自体に嘘の気持ちはないです。
さて、昨日の投稿で「日本選手権は競技団体の理念を表現する最大の機会」ということを書きました。
これはいろんな日本選手権を見るといつもと思うことです。その競技にとって最大のイベントをどのように行っているか、どういう要素を盛り込んでいるか、意地悪な言い方ですが「どの程度競技団体の意向が反映できる状態で運営されているか」というところも含めていろんなことがわかります。
例えばブラサカさんが、観戦チケットを有料化したときには障害者スポーツをどう変えていこうかという覚悟を感じたりしました。
だから、卓球の全日本選手権が障害者団体からの推薦枠を設けたことにはなにかそれ以上の思いがあるはず、と僕は考えます。
さて、リンク先の記事は射撃の全日本選手権についてのものですが、この大会は参加者の性別や障害の有無を問わずに運営されました。
一部記事を抜粋します。
日本ライフル射撃協会の松丸喜一郎会長は「射撃は性別、障害の有無を超えて同じフィールドで戦える。共生社会をアピールするスポーツとして育てていきたい」と意義を語った。
どうでしょうか。僕が日本選手権は競技団体を映す鏡というのがなぜなのか。この感覚が皆さんと共有できると嬉しいです。