JICA課題別研修東北編1日目
はじめに
こんにちは!コ・イノベーション研究所インターン生の中島です。本日からJICA課題別研修(スポーツを通じた障害者の社会参加の促進)東北編が始まります。これから1週間半にわたり、東北での研修の様子をお伝えしていきます。
昼食
まずは新幹線で岩手県一ノ関駅に到着しました。そしてお昼ごはんは、一ノ関駅で購入した「本格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」をいただきました。ハンバーグと牛肉はもちろん、付け合わせの食材も美味しかったです。駅弁をいただくと非日常感があり楽しみな気持ちが倍増します!
東日本大震災津波伝承館 いわてTSUNAMIメモリアル
最初は陸前高田市にある「東日本大震災津波伝承館 いわてTSUNAMIメモリアル」を訪れました。陸前高田市をはじめ釜石市、久慈市などの当時の映像を見て、改めて津波の恐ろしさを認識するとともに当時の記憶を勉強し伝承していかなければならないと思いました。地震・津波の発生後インフラ確保のために一刻も早い道路の復旧が求められた際、建設業者の方々などは家族の安否も不明なまま復旧作業に当たったようです。このような人々の尽力の下で、震災直後から今までにわたり復興がなされてきたのだと実感しました。
当時高校生だった職員の方にも、震災当日の様子を教えていただきました。電波が途絶えてしまったため連絡手段がなく、お母様はご友人と連絡が取れず亡くなったと思われていたそうです。それほど生死の境が目の前にある状況は、想像するだけでも恐ろしく感じます。テレビなどのメディアも途絶えていたため、大規模な火災が生じていたことも後から知ったそうです。JICA研修生にも英語で話しかけてくださり、海外の方が来て興味を持ってもらえることが嬉しいと仰っていました。
東日本大震災津波伝承館の外には綺麗な景色が広がっていましたが、2011年にはこの場所を津波が襲ったことを考えると、自然の恩恵と脅威の両方を忘れてはならないと痛感します。研修参加者の中にはtsunamiという単語を初めて知ったという方もいて、当時のことを考えると胸が痛むと仰っていました。また、チリからの参加者の方は自国でも地震・津波が起こるため、重ね合わせながら映像を見たそうです。みなさん興味を持って当時の話を聞いてくださったので、私自身も日本人としてより勉強しなければと感じました。
講義:被災地における障害者とスポーツ
その後はバスで釜石市に移動し、釜石情報交流センターにて帝京科学大学准教授岩沼聡一朗先生による被災地における障害者とスポーツの講義が行われました。岩沼先生のご実家のお店も津波の被害を受けており、ご自身の経験を踏まえたリアルなお話をしてくださいました。仮設住宅での生活の課題やその課題に対するスポーツでのアプローチ、障害がある方との状況の類似性などについてご説明いただいた中で、特にスポーツをすると健康になるため身体的に良い影響があることはもちろん、コミュニティとして精神的な支えにもなると伺い、スポーツの影響力の大きさを実感しました。