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1月30日シンポジウム開催のお知らせ(岩手県)

2021年度障がい者スポーツ特別研修会(岩手県)のお知らせ

1月30日(日)に一般社団法人岩手県障がい者スポーツ協会が主催するシンポジウムが開催されます。
当社も2017年度から企画・講師に携わっており、今年で5年目の開催となります。

昨年度より新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、オンラインでの参加も可能となっておりますので、
ご興味ある方は是非、下記リンクよりお申込みください。

イベントページへのリンク(岩手県障がい者スポーツ協会のウェブサイトへ移動)
https://www.iwate-adaptive.or.jp/publics/index/116/#block421-626

今回のシンポジウムのテーマ

今回のシンポジウムのテーマは、下記のようになっています。

    • 障がいのある人とない人が共に作る共生社会」

 

    ~『障がい者運動』『文化・芸術』『スポーツ』の観点から~

障害者スポーツの統括団体は、自治体レベルではなく、都道府県レベルにしかありません。
そのため障害者スポーツのイベントは、都道府県単位で行われることが多いです。
しかし。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた昨年度以降、市町村を超えた移動というのが
難しい状況が続いています。

またオリンピック・パラリンピック大会の実施に向けて多くの自治体で障害者スポーツに関連する
事業が行われてきましたが、大会の終了を受け、イベントや自治体の関連予算は減少していくことが
予想されます。そういったイベントは、自治体レベルでの参加機会の創出につながっていたケースも
あるため、これらのイベントの減少は、地域のおける障害者の参加機会の損失につながっていきます。

こういった状況を踏まえ、どのように地域の中に参加機会を作っていくかというのが今回の
シンポジウムのテーマです。

地域における参加の機会を障害の有無を問わず多様な方の参加で作る

またそして2016年度に発表されたユニバーサルデザイン2020行動計画の中には
「障害のある人もない人も、支え手側と受け手側に分かれることなく共に支え合い」
という文言があり、これ以降、さまざまな行政機関等が発表する共生社会の定義には
この考え方が含まれるようになっていますが、地域における障害者の参加機会としての
スポーツ・身体活動の場所を作っていくのは障害のない人だけが行うものではなく、
障害の有無に関わらず、リーダーシップを持って活動する人が当事者意識を持って
取り組む必要があります。このシンポジウムではそういった障害の有無に関わらず、
地域活動の担い手を発掘し、支援していくことについても議論を深めます。

イベント概要

「障がいのある人とない人が共に作る共生社会」
~『障がい者運動』『文化・芸術』『スポーツ』の観点から~
【期日】令和4年1月30日(日)
【会場】ふれあいランド岩手(TEL 019-637-1000)
【出演者】
中西 由起子 さん(アジア・ディスアビリティ・インスティテュート代表)
DPI日本会議副議長/一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク理事
森田 かずよ さん(東京2020パラリンピック開会式出演)
福田 彰さん(戸山土曜会 代表)

これまでのテーマ

2017年度の第一回シンポジウムでは、ドイツから故ストローケンデル博士にも登壇いただき、
スポーツが障害者の社会参加に果たす役割について議論をしました。

2018年度は、びわこ整形スポーツ大学名誉教授の金田安正先生などを講師として迎え、
地域におけるスポーツ普及に重要な役割を果たすスポーツ指導員をテーマに議論を深めました。

2019年度は、東京大学の星加良治先生、NHK放送文化研究所の山田潔先生、そして岩手県選出の
参議院議員である横沢たかのり先生を迎え、夏に迫ったパラリンピックを契機としてどのように
共生社会に向けて取り組むべき賀をテーマとしました。

昨年度は、先日IPCの理事にも選出されたマセソン美季さん、現筑波大学研究員の永田真一先生を
講師として迎え、パラリンピック教育、そしてスポーツだけではなく広くレクリエーションも
ツールとして有用であるということを議論しました。

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