COILセミナーを開催します『車いす体験で学ぶ心のバリアフリー』(つくば・茨城)
3月のCOILセミナーのお知らせです
3月9日につくば市で開催するCOILセミナーvol.20「車いす体験で学ぶ心のバリアフリー」開催のお知らせです。
※本セミナーは当研究所名誉顧問故ストローケンデル博士の追悼イベントとして実施します。
ご参加の方はPeatix(ピーティックス)からお申込みください。
(外部リンク)
Peatixイベントページ・チケット購入ページへのリンク
日本で唯一の車いす教習コースで車いす体験を通して心のバリアフリーを学びます
2020に向けて心のバリアフリーが注目されており、多くの研修・教育プログラムが実施されています。そういったプログラムでは車いす体験が多く行われています。しかし、不便さを必要以上に強調するプログラムでは、障害への偏見が高まり、心のバリアフリーの理解が阻害されてしまいます。
本セミナーでは、専門講師が車いす操作の基礎や介助方法を丁寧に指導します。車いすの「不便さ」ではなく「乗れた」という体験から心のバリアフリーへの新たな気付きを引き出します。
ドイツの地域スポーツクラブ活動の様子
ストローケンデル博士追悼イベント(一般の方も広く参加できるセミナーです)
本セミナーは、障害者スポーツの分野で世界的に貢献した当研究所名誉顧問故ホルスト・ストローケンデル博士(ドイツ)の追悼イベントとして実施します。故人は50年以上にわたりドイツで車いすスポーツの地域普及を行い、車いすユーザーの社会参加の促進に取り組まれました。本セミナーで採用している車いす操作スキルの指導法は故人が50年にわたる実践を通して開発したものです。
開催概要
【日時】日時 2018年3月9日(土)13時00分~17時00分(開場12時45分)
※屋外施設のため雨天時は中止です
※車いす操作の実技がありますので動きやすい服装でご参加ください。
【会場】株式会社幸和義肢研究所・つくばイノベーションパーク
住所:茨城県つくば市大白硲341-1
【会場アクセス】幸和義肢研究所HPアクセスへのリンク
電車でお越しの方:最寄り駅つくばエクスプレス「万博公園駅」から1.8㎞
お車でお越しの方:駐車場がご利用できます(無料)
【主催】一般社団法人コ・イノベーション研究所
【定員】16名(先着順)
【参加費】早売 3,240円(税込)/前売 4,320円(税込)/当日参加 5,000円(税込)
※介助者の方は無料です。
参加費には施設利用料・車いすレンタル料及びコ・イノベーション研究所が発行する記念小冊子代「スポーツと障害者の社会参加(税込540円)」が含まれます。
早割:2月17日(日)までにお申込みいただいた方の中で先着6名様が対象です
【講師】橋本 大佑(一般社団法人コ・イノベーション研究所)
セミナーの流れ
12時45分 開場
13時~16時 第一部 車いす実技
前進・ターン・バックなどの基本的な操作を、グリップやストローク範囲などのポイントを押さえながら、スモールステップで習得します。また、5㎝程度の段差昇降やスロープ、悪路での操作、介助方法についても学びます。
16時~17時 第二部 心のバリアフリーと車いす体験
心のバリアフリーについて解説し、車いす体験を理解に向けて車いす体験をどう活用するかを議論します。
講師プロフィール
橋本 大佑(一般社団法人コ・イノベーション研究所 代表理事/ドイツ障害者スポーツ協会公認リハビリテーションスポーツ指導者B)
筑波大学で障害児教育を学んだ後、渡独。日系企業に勤めながらストローケンデル博士に師事し、リハビリテーションスポーツ指導者資格(車いすスポーツ)を取得。2009年に日本に帰国した後、2013年に独立。2016年、一般社団法人コ・イノベーション研究所を設立し、代表理事に就任。スポーツを通じた障害者の社会参加促進に取り組み、国内外で障害者スポーツの指導法や、障害理解に関する講師を務める。2012年度より戸山土曜会のスポーツ活動のカリキュラム作成、指導、指導者育成に携わる。
つくばイノベーションパーク(会場)について
株式会社幸和義肢研究所内にある1300㎡の車いす教習コース。段差、スロープ、横断歩道、芝生、砂利などが設置されており、日常生活で必要な操作スキルを安全に習得することができる。2016年11月オープン。設計時に故ストローケンデル博士が監修を行いました。
故ホルスト・ストローケンデル博士について
ホルスト・ストローケンデル博士(1941年12月8日~2018年8月19日 享年76歳)
ケルン大学名誉教授/一般社団法人コ・イノベーション研究所名誉顧問
1980年代前半に執筆した「車いすスポーツのための機能的なクラス分け」という博士論文が車いすバスケットボールの基礎となり、今日のパラリンピックにも大きな影響を与えた。ドイツの車いすバスケットボール代表チームのヘッドコーチを長く務め、国際車いすバスケットボール連盟技術顧問、国際ストーク・マンデビル車椅子スポーツ連盟役員などを歴任するなど国際舞台で活躍するとともに、ドイツ国内では車いすスポーツ指導者の養成に取り組み、ドイツ国内に300以上車いすスポーツの地域クラブが設立される下地を作った。2006年にケルン大学を退職してからも精力的に世界各国で指導者養成講習や講演を行った(日本には計14回来日)。ドイツでは「車いすスポーツの父(教皇)」と呼ばれ親しまれていた。
SDGsへの取り組み
コ・イノベーション研究所はSDGsを推進しています
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
(外部リンク)COILセミナー in つくば 『車いす体験で心のバリアフリー』申込ページ
皆さまのご参加、心よりお待ちしております。
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