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北九州でストローケンデル博士追悼イベントとしてセミナーを開催します『スポーツを通じた障害者の社会参加促進 ~ふうせんバレーボールの可能性~』

2月に北九州市で開催するセミナーのお知らせです

2月に北九州市で開催するストローケンデル博士追悼イベントのお知らせです。

ご参加の方は郵送、メールまたはFaxにて2月12日(火)までに下記までお申込みください。

【申込先】
ふうせんバレーボール振興委員会 事務局
〒802-0061 北九州市小倉北区三郎丸3丁目4番1号
(北九州市障害者スポーツセンター気付)
TEL  080-4310-4511 FAX  093-383-7854
E-mail nihonfv@outlook.jp

2020を目前にした今、ふうせんバレーボールで何ができるか

東京2020が近づき、障害者スポーツへの関心が高まるとともに障害の有無・種別・程度を問わず参加が可能なふうせんバレーボールにも注目が集まっています。東京大会がレガシーとして掲げる共生社会の実現に向けてふうせんバレーボールを含むスポーツで何ができるのかをともに考える機会とすることを目的として本セミナーを実施します。また本研修会は、2018年8月に逝去し、海外初のふうせんバレーボールにも貢献し、2011年には北九州市でふうせんバレーボールのシンポジウム講師を務めた障害者スポーツの世界的権威である故ホルスト・ストローケンデル博士の追悼イベントとしても実施し、博士の指導の様子を元に制作されたDVDの上映会を合わせて行い、障害者スポーツの指導法についても学べる機会とします。


ドイツでふうせんバレーボールがプレーされている様子

ストローケンデル博士追悼イベント(一般の方も広く参加できるセミナーです)

また本研修会は、2018年8月に逝去し、大分県にも縁の深かった故ホルスト・ストローケンデル博士の追悼イベントとして実施します。

セミナー概要

【日時】2019年2月16日(土)13時00分~15時00分(受付12時30分~)
【会場】北九州市障害者スポーツセンター「アレアス」内会議室
北九州市小倉北区三郎丸3丁目4番1号
【主催】 一般社団法人コ・イノベーション研究所
【共催】 日本ふうせんバレーボール協会
ふうせんバレーボール振興委員会
【定員】 40名
【講師】 橋本 大佑(一般社団法人コ・イノベーション研究所)
【参加費】無料

セミナーの流れ

13:00 開講オリエンテーション
13:10-14:10  講義「スポーツを通じた障害者の社会参加の促進~ふうせんバレーボールの可能性~」
14:10-15:00  上映会「ストローケンデル博士に学ぶ車いす操作指導法」

※講習では故ストローケンデル博士の日本での講習会の映像を元に制作したDVD「ストローケンデル博士の車いす操作スキル指導法」を解説上映します。

講師

橋本 大佑(一般社団法人コ・イノベーション研究所 代表理事/ドイツ障害者スポーツ協会公認リハビリテーションスポーツ指導者B)


筑波大学で障害児教育を専攻。卒業後、渡独し、ストローケンデル博士に師事。障害児・者の運動導入について学び、健康保険の適用範囲で地域スポーツの指導ができるリハビリテーションスポーツ指導員資格を取得。2009年に帰国後、スポーツを通じた障害者の社会参加の促進に取り組み、国内外で研修を実施。2010年~2013年まで日本ふうせんバレーボール協会理事を務める。2016年より現職。2018年より車いす操作を指導するインストラクターの資格講習事業を開始。ストローケンデル博士の招聘事業を7回実施し、国内各所で研修会を実施。
故ホルスト・ストローケンデル博士について

ホルスト・ストローケンデル博士(1941年12月8日~2018年8月19日 享年76歳)
ケルン大学名誉教授/一般社団法人コ・イノベーション研究所名誉顧問


1980年代前半に執筆した「車いすスポーツのための機能的なクラス分け」という博士論文が車いすバスケットボールの基礎となり、今日のパラリンピックにも大きな影響を与えた。ドイツの車いすバスケットボール代表チームのヘッドコーチを長く務め、国際車いすバスケットボール連盟技術顧問、国際ストーク・マンデビル車椅子スポーツ連盟役員などを歴任するなど国際舞台で活躍するとともに、ドイツ国内では車いすスポーツ指導者の養成に取り組み、ドイツ国内に300以上車いすスポーツの地域クラブが設立される下地を作った。2006年にケルン大学を退職してからも精力的に世界各国で指導者養成講習や講演を行った(日本には計14回来日)。ドイツでは「車いすスポーツの父(教皇)」と呼ばれ親しまれていた。2011年北九州市で開催されたふうせんバレーボールシンポジウムでは基調講演を行った。

SDGsへの取り組み

コ・イノベーション研究所はSDGsを推進しています

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

本セミナーに関連するSDGs

3.全ての人に健康と福祉を
中途障害者のリハビリテーションが大きく短縮され、退院後の孤立(引きこもり)が大きな課題となっており、脊髄損傷者の自殺率は一般の12倍というデータも報告されています。スポーツを外出のきっかけとし、地域コミュニティに参加する中で自尊感情を高めることで、社会参加度が大きく向上します。運動導入時の指導法を普及し、人材の育成に貢献することで、スポーツをツールとした障害者の社会参加度の向上に寄与します。

4.質の高い教育機会をみんなに
現在、ふうせんバレーボールは障害の有無・種別・程度、ジェンダーや年齢を問わずに参加ができる共生型スポーツ(inclusive sport)として注目されています。そのため、ふうせんバレーボールの普及は、『すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する』という目標4.に直結します。

10.人や国の不平等をなくそう
2001年に発表された国連障害者権利条約第三十条は「文化的な生活、レクリエーション、余暇及びスポーツへの参加」について言及しています。運動導入法の普及により、スポーツ機会の創出を行うことで、権利条約の定める「他の者との平等を基礎として、レクリエーション、余暇及びスポーツの活動に参加することを可能とする」環境の整備に貢献します。

皆さまのご参加、心よりお待ちしております。

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