大阪でセミナーを実施しました
大阪でセミナーを実施しました
6月10日に大阪駅前の会場でセミナーを実施しました。
初めての大阪でのセミナーでしたが、第一部には8名、第二部には7名の申込みがありました。
セミナーの様子
スポーツを通じた共生社会をテーマに海外の事例を報告しました
第一部のテーマはドイツのワークライフバランスとスポーツということで、近年働き方で注目の集まるドイツのワークライフバランスが、スポーツ好きの国民性を後押しし、ドイツのスポーツ文化が生まれていることや、日本におけるスポーツ実施率の向上には、障害の有無を問わず、ライフステージに応じたスポーツ機会の提供が必要という視点から、ドイツではどのようなスポーツ機会が提供されているか、についても報告をしました。
第二部のテーマはロンドンパラリンピック大会の事後に、障害者を取り巻く環境にどのような変化が起こったかということについて、先行研究などをもとに報告をしました。どちらかというと障害者を取り巻く環境が悪化の方向に振れたロンドンの事後評価から、現在の日本においても類似の兆候が見られることなどにも触れ、ではこれから2020に向けて、そして2020を契機に何ができるか、というところにも踏み込んだ内容で報告をしました。
ご参加いただいた方々からも熱いメッセージを寄せていただき、継続して今後も東京以外の地域でのセミナーの実施を行っていく必要性を強く感じました。
第二部参加者の方と記念撮影
バリアフリーの会場
東京、そして今回の大阪だけではなく、3月に仙台で当社が関係して実施させていただいたセミナーにおいても、必ず障害当事者の方に参加していただいています。まだまだバリアフリーの設備が十分ではない中で、セミナー会場の確保にはかなり苦労をするのですが、今回使用させていただいた大阪工業大学梅田キャンパスの会議室は、駅前の新しい建物であることも影響をしている可能性がありますが、バリアフリーの行き届いた施設でした。
引き続き、大阪を含め、東京以外でもセミナーの実施をしていくことを予定しています。
また改めてご案内をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。