by QUIs(くいず)
JICA課題別研修東北編5日目
はじめに
こんにちは!コ・イノベーション研究所インターン生の中島です。本日はJICA課題別研修(スポーツを通じた障害者の社会参加の促進)東北編5日目の様子をお伝えしていきます。
いわてリハビリテーションセンター訪問
講義
本日は公益財団法人いわてリハビリテーションセンター理事長大井清文さんに、同施設についてお話しいただきました。この施設は急性期の後の転院先となる回復期リハビリ病棟であり、自立を促すことが目標です。大井さんは、医療的な治療だけでなく、スポーツなどを通して社会参加も提供していくことが重要だと仰っています。いわてリハビリテーションセンターは、今後も障害を持つ人々のパラスポーツへの参加をサポートしていくそうです。
施設見学
その後、公益財団法人いわてリハビリテーションセンター機能回復療法部長理学療法士佐藤英雄さん、一般社団法人岩手県作業療法士会副会長大久保訓さんのご案内で、施設見学をさせていただきました。2階は1人で歩行するために訓練できるスペースであり、施設全体がトレーニング用に作られています。言語療法や摂食・嚥下の能力を高めるための部屋から、岩手県は車社会であるため運転免許取得のための練習スペースまで、多様な設備が整っていました。
研修生の反応
研修生の中には作業療法士の方もいて、特に活発に質問が飛び交いました。入院患者の症例の違いや在宅療法への移行後の支援など、自国と比較した疑問点を投げかけており、各国の取り組みを共有できる貴重な機会でした。